![学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD (4) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ104-4))]()
4巻まで読みました。
期待しすぎた?と思う面もあるけど、ほとんどは
普通に惜しい作品なのだと思う。
全体を通して、語り方というか「これがこうなった」という
基本的な物語の説明が壊滅的なレベルではないですか。
漫画っていう伝達力に優れた媒体で、お話がスーッと入ってこないという体験は初めてかもしれない。
しかもと言いますか、セクシー・学生サバイバル・ゾンビ等、コンセプトがとっても興味をそそる類のものなので、
ただもう一つ「語り」っていう背骨があれば……! と本当に悔しくてならない。
その割には軍事ネタの説明には異様に注力しているあたり、そこまで軍事好きではない自分みたいな読者からすると、逆にストレスの助長を招くことになってしまうから困ります。
銃器とか兵器とか、もちろん必要です。無いとお話に幅が出ないでしょうし、盛り上がりに欠けると思います。けど、ハッキリとした違いが出るほどソコだけに傾倒するのは本末転倒というものですよね。
何巻かの巻末あたりに、原作担当の作者が漫画担当の作者に「細かいコマ割りまで口をだしてしまう」みたいな事を書いてあったと思うんですが、
それ、もしかして原因なのではと……。 せっかくエロ萌え(燃え)な絵があるのに、それを活かせない書き方になっているのだとしたら非常にもったひなひ。
とまぁここまでネガティブな感想ばかりなんですが、じゃぁなぜ4巻まで読んだのか。いや、読んでこれたのか。
それはもちろんひとえに毒島先輩がいたからです。
冴子はオレの嫁です。と言えるほどに魅力的なキャラクターで、実はこの感想を練っているときは3巻を読み終わった時点だったんですが、4巻をついこの間読んだらこれまた、
毒島萌えブーストが点火するような内容で……。 毒島先輩は、先に書いたような非常に困った要素を抱えたお話の中で、それをプラマイ0にするほどの光と希望に満ちた
宝玉です。
毒島先輩がいるから読んでいる、という人も少なくないはずなのです。先輩には、それほどの力があるッ!
ドッギャーン だから、そういうキャラがいながら、お話に活かせない状態では非常にもったいない。キャラ萌えだけじゃなく、お話とあいまった面白さが出れば魅力も青天井というもの。
YAZAWAじゃないけど、何度も繰り返したいほどもったいないのです。
そもそも手元には、wktkするようなコンセプトや設定という、素晴らしい料理をつくるための良素材が揃っているわけですから。
毒島先輩の人気に甘んじるのではなく、むしろ作中の主人公のように、彼女を助けるつもりでお話の背骨作りをしていけば、今からでも
とんでもなく面白い作品になると思うのです。
タグ : 本 漫画 学園黙示録 佐藤大輔 佐藤ショウジ
納得できかねるレビューだ
正直な話、この作品はアナタが思っているほど
悪くない評価を得ている作品ですよ
ゾンビ系の漫画の中でも最高峰とも評されいる作品なだけに
アナタの感覚が麻痺しているように感じました
軍事ネタ。正直、自分も好きではありませんが不快には感じませんし、この系統の漫画に語りは不必要です
必要であるならば長期連載されることすらあるわけないじゃないですか
映画でもそうですがゾンビ系はストーリーとか
そういうのよりも、パニック、アクション、スピードが物を言い
それにほんのちょっとのアクセントとしてストーリーが追加される程度で良いんですよ
他の漫画と比べてというのがオカシナはなし
比べるなら、同系統の作品と比較することをおすすめします。
そこんところ、脳みそ洗浄してから感想書きましょうネww
Re: 納得できかねるレビューだ
刺激的なコメント、ありがとうございます。こういった指摘を頂くのは、ここを始めて以来たぶん初体験です。
思えばこの感想を書いてから、もうすぐ一年が経つんですね。
コメント内容からこの作品を強く支持されているのが伝わってくるようで、自分の感想で気分を害されてしまったのであれば、どうにも申し訳なく思います。
ただ、ここに書いたことはとても個人的な”感想”であって、万人にこの作品を評価する参考にしてもらおうなどと思って書いた”レビュー”ではないことをご理解いただけると、多少そのダメージも和らぐのでは……とも思っています。言い訳めいててすみません。
自分はこの作品が「ゾンビ系の漫画の中でも最高峰とも評されいる作品」である事や「この系統の漫画に語りは不必要」なことを知りませんでしたし、おそらく通りすがりさんとは違い、そもそもゾンビ系の作品という分野自体に詳しくありません。疎いです。
ですから、まあ「感覚が麻痺している」どころか知識の無い状態に近いでしょうか。
そういった人間が、あたかも訳知り顔でゾンビ系作品のことを語ってしまうのは、やはり良くないと思います。
自分の感想がそういった風に読めたのであれば、自分の書き方の問題もあるでしょうし、それとあるいは少しだけ、解釈の勘違いがあるのかもしれません。
独自の進化を遂げた作品分野というのは多いですね。ゾンビものもその一つでしょう。
そういった作品群にはいわゆる「一見さんお断り」的な、その分野のお話作りの手法や歴史などを知った上でないと作り手の意思が読み取れないような、独特な”文脈”があるものです。
もしかすると、通りすがりさんは「そういった文脈を知らずに語るのはどうか」という事を言われたいのではないでしょうか。
だから「同系統の作品と比較すること」を薦めて下さっているように思います。
しかしながら、やはりこれは”知らない人間”が書いた”感想”です。言ってしまえば自分が自分の場で好きなように書き散らかしているものです。
Webで誰もが閲覧できる状態とはいえ、作品評価をする上で「感覚が麻痺している」事を危ぶまれるほど多くの人には読まれておらず、それほどの影響力は無いでしょうし(悲しいといえば悲しいのですが;)、そもそも作品評価ではないのです。
(もちろん「だから何でも書いていい」というわけではなくて、そこは書き手が自分である程度の線引きをしないといけませんが)
「他の漫画と比べて」いるように読まれた部分が、おそらく通りすがりさんのご意見の中に見え隠れするものと同じように自分も持っている、自分の”作品の読み方”の現れなのだろうと感じました。
漫画だけにとどまらず映画・ラノベ・アニメなど様々な作品に触れていると、自然とそういうものは培われ、自分の”作品観”として宿ってきますよね。
具体的な他の漫画作品と比べてどうこうということではなく、自分が書きたかったのは「せっかく伝達力に優れた作品形態でありながら」という意味だったと思います。
(たとえば確かに、誰もが漫画のことを「伝達力に優れている形」という認識でいるわけではないでしょうが、この場合も「それが自分の認識」としか言いようがないわけです)
最後に、自分はこの作品を「悪い評価を得ている」とは思っていません。
読み始めるきっかけは、人気だからとか面白そうだからといったものでした。純粋に。
で、自分が読んでみてたとえ「面白くない」と感じても、それがイコールで「これは面白くない作品」「これは悪い評価を得る作品」「世間の評価が間違っている」とはならないわけです。
この部分を言い表すのは難しいのですが、端的に言えば「いまの自分はあまり好きではない作品」というような認識に落ち着きます。
たとえば、3年後にもう一度読んだら面白いかもしれないし、1巻でつまらなくても5巻では面白くなっているかもしれない。そういう事ってよくあるじゃないですか。
それが自分の”読み方”なのだと思います。
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