■内容紹介 空口真帆。通称、黒魔法。あだ名のとおり黒魔法が趣味の真帆は、内心はかなりの毒舌家、でも人前ではうまくしゃべることもできない超内弁慶な少女。けれどある日、手に入れた魔術書のおかげで悪魔を呼びだすことに成功する。さっそく真帆は、自分を馬鹿にするクラスメートを見返すべく、「可愛くしてください」と願うが、契約の代償は真帆の恋心!「誰のことも好きになってはいけない」と言われる真帆だが、真帆は「そんなの、おやすい御用です!」と気前よく契約してしまう。望み通りの可愛い外見を手にいれて、さあ、ハッピーライフ!のはずだったのだが…!?ネクラ少女のハートフル学園ラブコメディ。MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞。
■感想※ネタバレあります もはやラノベにおいて、終わりが近づいた所で急にその後も展開が続く事が予告される流れというものには、それなりに慣れたのでツッコミはしないのですが、それを差し引いても少しご都合主義っぽかったのが残念。主には悪魔に関してですけど。
あと気になったのが一之瀬先輩。
後半に入るまで、あまり感情表現や内面描写が少なく(展開上仕方がないと言えなくもないのですが)中々人格がつかみにくかった印象があり、彼に想いを寄せる主人公の立場に同調しづらくもありました。
とはいえ、ストーリー全体がおもろくないというわけでは決して無くて。
主人公の何気にボキャブラリーに富んだ内面描写は笑えて飽きませんし。
設定は割とオーソドックスでありながら、話の展開自体は「これがこうなるのかな?」という匂い程度は各所に存在するくせに結局どう転がっていくのか予想ができず、最後まで読ませる流れが心地良いです。
全体的に、良くも悪くも予想を裏切られた作品。
タグ : 本 ラノベ 熊谷雅人 MF文庫J
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